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フリーランスエンジニア一発目の案件を1ヶ月で離脱した話

1発目の案件の失敗談と今後の対策について


1ヶ月で離脱した失敗談



こんな経験は初めてでした。


離脱のきっかけになった出来事



恋愛で例えるなら・・・今までは恋人と付き合うと皆2年以上付き合ってたのに、はじめて1週刊で別れた!こんなこともあるのか!という感覚でした。

PJ参画から3週目の、この出来事がきっかけでした。
(1)電話:部長⇒私
  「私にこんなメールを送ってくれ」
(2)チャット:私⇒社長
  「部長から指示が来たのでメールにXXXの情報載せて送っていいですか?」
(3)チャット:社長⇒私
  「いいわけないだろ!そんなセキュリティ意識で仕事してるのか。もう仕事は任せられない!」


という展開になってしまったのです。


参画して1ヶ月も経ってない私は、
・自分が責められるの?
・指示した部長は社員だから守られるの?
・社長に確認したのに何が問題?
・何この会社・・・
という思いになりました。

 もちろんこの出来事があってすぐに辞めたわけではなく、今後この内容を守るので許してくださいというセキュリティ対策を社長に提出したり、信頼回復のために色々しましたが元には戻せませんでした。参画して1ヶ月経ってない上にメールを送ったわけではないのにです。人材派遣の仕事をしてる友人に相談したら、やはりそれはやりすぎと言われました。

 ここだけの話ですが、問題発生の翌日部長に呼ばれてこう言われたのです・・・「今までもこういう展開になるとパワハラが始まって皆辞めていってるし、続けない方がいいかもしれないよ」と言ってくれました。社員の方もおかしいと思いながら働いているということなんですね。小さい会社は特に、そのくらいいくらでもあるわ!と思う方も少なくないと思いますが、現実自分がされたら結構きついです。



辞める直前の4日間の流れを時系列でご紹介していきます



(1)金曜日 :私社長部長技術メンバーが参加した6時間会議
(2)土日曜日:どうにか続けるためにあがいた
(3)月曜日 :最終日


(1)金曜日(結果的に実質最終日、予定外の6時間会議・・・)
 辞める1営業日前の日です。この日私は、それまでに作ってきた対策資料をもって「業務復帰を了承してもらう目的」で社長に時間を取っていただき会議室に入りました。すると、会議室で休憩なしで6時間に及んだのです。あーいえばこういうで返され続けて、結局業務復帰にもいたらずよくわからない結果で終わりました。こんなことは初めての経験で、軟禁とでも言うんでしょうか?

(2)土日曜日(どうにかしてまたやる気を起こそうと試みた2日間)
 私にも生活があるし仕事でお金を頂いてる側なので、出来るだけ続けようと思いもう一度やる気を起こすために色々なことを試しました。

① 本や動画を見た
苦しいときを打開する方法、みたいなものを見たりしました。鴨頭嘉人(かもがしら よしひと)さんの動画は、日頃からお世話になってます。
www.youtube.com
この記事には関係ないですがこれも面白く、職場でリーダーやってる方にオススメです。
経営者モーニングセミナー 倫理法人会 講話 鴨頭嘉人 - YouTube


② 相談した
・エンジニア仲間
・エージェントの営業
・人材派遣の友人
・身内
に相談しましたが、まだ頑張った方が良いよ!という人は一人もいませんでした。

③ 気分転換した
・睡眠
・運動(打ちっぱなしやジム)
・街にお出かけ
・ゲーム
など、気分転換になりそうなこともしました。


(3)月曜日 ※最終日(もう無理です・・・)
 出社が近づく月曜日の早朝目が覚めたとき、心の病になりかけていることに気づきました。
・会社でまたあの会議が待っているかも
・進展ないのにまた何かやらされるのでは
という拒否反応が頭の中をグルグルして出社時間まで眠れなかったのです。

 この状態をあと1~2日でも続けたら、心がやられてしまって仕事ができなくなるかもしれない。わたしは「個人事業主」なので、仕事ができなくなるのは絶対に避けなければなりません。理由がどうあれ、自分を守る必要があります。これ以上ここにいては潰れてしまう・・・ということで見切りをつけたのでした。月曜日はいつも通り出社して、辞めることを告げて挨拶をしてお昼に退社しました。



今後の対策



募集要項や商談(面談)で以下のことを確認すべきと思いました。

「なぜエンジニアが必要になったのか?」を把握する
 簡単にいうと、「よくない会社のためエンジニアが離れていってしまう会社でないか」を確認することです。問題ないケースは「新規開発が発生してエンジニアが必要になった」という理由が多いと思います。問題ありかもケースは「保守の仕事だがエンジニアが必要になった」という場合、「嫌になって辞めた人がいるのかな」「エンジニアの出入りが多いのかな」という可能性があるので警戒が必要かもしれません。

中小零細企業またはプロジェクト規模が小さいのに条件(単金)が良い
 「保守だから大した仕事でないけど、儲かってる会社だから単金が高いラッキー案件なのかな」という考えは危険です。今の時代、単金が高いからには何かしら理由があると思った方が良いと思います。

簡単なことではないですが、相手の気分を害さないように質問をして、ちゃんと見極めるべきだと思います。

会社員時代は「上司・役員の目や判断」が入るので、変な案件は避けられていただけだったんだだと思うべきだと思います。フリーランスは、どんな現場か全くわからないところに飛び込んでいくことになるので、自分で「案件を受けるべきなのかどうか」を自分ルールを作って見極めないといけないんだなということがわかりました。



会社が大事にしていることを把握する



 セキュリティへの考え方が会社ごとに異なるということが、痛いほどわかりました。極端なことを言うと、A社のセキュリティルールとB社のセキュリティルールは違うということです。

セキュリティルール
私の以前の現場では、ファイルにパスワードをかければ電子メールにファイル添付して送っていました。 しかし今回の現場では、条件関係なく電子メールにファイル添付して送ってはいけない。というルールでした。パスワードのかけ忘れがあり得るからということなのでしょうかね。ではどうやってファイルのやり取りをしていたかというと、ブラウザ上で使うファイル共有サービスを使っていました。これはこれで穴はあると思うのですが、この会社では過去にセキュリティ事故があり考えた結果このような運用に落ち着いたらしいです。

初めてお世話になる時確認すべきこと
・会社が何を大事に考えてるか
・やって良いことダメなこと
を知るために、リーダさんの話を聞いたり、システム開発でいうと要件定義書を読んだり、セキュリティ資料を頭に入れようとすれば、「うちの会社に合わせてやろうとしてくれてるな」「信頼できそうだな」と思ってもらえると思います。

 今の時代、セキュリティ問題は一番敏感です。問題が起きると、簡単に何百~何千万円の損失が発生します。「小さい会社だからセキュリティは厳しくないだろう」ということはもう有り得ないのです。むしろ小さい会社こそ、一度のセキュリティ事故の損失で会社は吹っ飛ぶます。セキュリティ事故を起こした時点で、契約打ち切りが世の中の常識と思うべきです。損害賠償を求められる可能性もあります。

 「そうは言っても、技術者必要でしょ?反省は必要だろうけど、反省すれば仕事に戻れるでしょ?」と思っている方がいるかもしれませんが、私たちフリーランスエンジニアは元々信用ゼロからのスタートなのです。0をまず1にしないといけないという意識が必要なんです。たとえ半年~1年続いていたとしてもそんな実績は一つの事故で簡単に吹っ飛びます。いくらでもいる代打に取って変わられるだけです。セキュリティ意識が低い人は、害でしかないんです。年を取った人を老害ということがありますが、それと同じ扱いです。



今までこうだったという自己流を抑える

 特に自社システムを開発してるような小さい会社さんは、過去のやり方をやられることを嫌います。「今までの現場はこうだったから、こうやるのが当たり前だよね」と確認なしにやってしまうのはトラブルの元なので、すぐに止めるべきです。初めてお世話になる案件では、「何もしらない前提」「頭の中を空にして」「ルールを一つ一つ確認していく」ことが大事です。むしろ「この人はこんなことまで確認してくれるんだ」「丁寧に仕事をやる人なんだな」「これだけ確認してもらえるなら、一つ仕事を任せてみようかな」という風に思ってもらえるようにもっていくことが大事だと思います。セキュリティの話と同じで、「信頼ゼロの人が信頼を築いていく方法」であると思います。


個人で直接契約せずにエージェント会社を使うべき



別記事参照
⇒ 直接契約よりエージェント会社を活用した方がいい理由 - フリーランスエンジニアのノウハウサイト


問題を起こしてしまうと以下のような「制裁」が待っています。
・契約に対する違約金(契約違反)
・損害賠償(情報漏洩、仕事を止めた)
エージェントを使わずフリーランスエンジニアが直接契約してしまうと、問題が起きて訴えられた場合に「弁護士を雇ったりして自分で戦わないといけない」「お金は全て自分で支払わなければいけない」となります。こんなことになったら、一発で借金生活ですね。

会社員だったら「減給」「始末書」「謝る」で済むでしょうが、個人事業主の責任の取り方は、お金になります。個人のあなたが耐えられるでしょうか?何が言いたいかというと、「契約先の会社のため」にも「自分を守るため」にもエージェントを使って契約すべきということです。



以上です。

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